イラストログ(2019年9月・城ヶ島)制作過程

先週潜ってきた城ヶ島のイラストログの制作過程です。
イラストログ本体は、ポートフォリオサイトでご覧ください〜。

2019年9月・城ヶ島:スキューバダイビングログブック|ポートフォリオ|uki4837li.com

その1:写真整理(見た生き物整理)

「あ〜楽しかったな〜」なんて思いながら、ひとまず写真の整理をします。

今回は日帰りだからいいけど、
海外ダイブの時などは、この整理に3日くらい掛かります。

今回はロギングの際にほとんど名前が出ましたが、普段から自主的に生き物を探してしまうというクセがあるので、自分しか見ていない生き物も撮っていたりします。
だいたい写真に残すのは萌えてる証で、イラストログ掲載候補の生き物なので、かなり一生懸命生き物の名前を調べます。
インターネットの力も存分に借ります。

この時点で、載せる生き物を頭の中でピックアップするのですが、メインにしたい生き物は、帰り途中の電車の中などで、ほぼ決まっています。
(今回は、エビたち・クロイシモチ抱卵・カミソリウオペア)

その2:下書き

おなじみ、Photoshopを使って下書きをします。
イラストログは、下書きから仕上げまで、全部Photoshopです。

最近、あまり生き物細かい造形を気にせず、
ざっくり描くようになりました(いいのか悪いのか…)

イラストログのサイズ(縦横比率)は、インスタへのアップロードを考えて、正方形*n個と決めています。
日帰りダイビングだと、だいたい縦に2つです。

1ブロックにつき、メインをひとつ以上描くといいかな〜と思っているので、
上のブロックは、見出しとメインの生き物1種、
下のブロックは、メインの生き物を1・2種、
と決めています。

この辺はもう慣れで、変わった構図で展開しようということがなければ、特にアタリなどはとらず、がんがん描いていきます。
SNSにアップする際は数枚(今回は2枚)に分割するので、その分割ラインの真ん中に生き物が来ないようにすることだけ気をつけます。

この時点でなんとなく生き物の柄とかも描き入れるんですが、後の工程でほとんど参考にしません(じゃあなんで描くんだ…)。

その3:成書(ペン入れ)

下書きに沿って、各生き物の形となるラインを成書していきます。

色塗りの過程を考慮しながら、
描くラインと描かないラインを選んで描きます。

成書しながら、生き物のからだの構造に違和感を感じてしまった時は、調べて下書きを直したりします。
アナログだと、描いたり消したりで紙がぐちゃぐちゃになってしまいそうだけど、デジタルって本当に便利。
(でも、一発でキメる力が上がるのはアナログだと思います…)

ちなみに、平日は昼間、生活費を稼ぎに出ているため、ここから作業は細切れになります。
定時内できっちり仕事を終わらせて帰宅し、夜間の1〜2時間で少しずつ作業を進めます。

その4:背景を決める

季節や天候などで変わりますが、なんとなく潜ったダイブサイトの色のイメージがあるので、そのぼんやりしたイメージを背景色という形にします。
生き物たちを圧迫しないような背景色を選択します。

城ヶ島もそうですが、伊豆あたりってどうしても同じように(青緑っぽく)なりがちなので、方眼紙っぽい柄をいれてみたり、ノートみたいに罫線をいれてみたり工夫します。
今回は、画像じゃわかりづらいですが、ドットにしました。

この過程は、全体の印象に関わるので、思いのほか時間がかかるし、どうしてもしっくり来ない時は仮で入れて、最後に決めたりすることもあります(デジタル便利)。

その5:生き物の部分を白で塗る

ちょっと独特なんですが、わたしは最初に、塗る範囲を白で塗りつぶします。
Photoshopは、透明レイヤーをロックする(この塗りつぶした部分以外は色が乗らなくなるので、はみ出しを気にせずに塗り込みができる)機能があるので、着色の時点で楽をするための作業です。

後の工程で楽をするための作業

背景と白で塗りつぶした範囲の面積バランスをみたりして、もしスカスカだと感じたら、新たに生き物などを追加することもあります。
この追加する生き物は、ヤドカリやヒトデがちょうどよくて便利。
(そのために、潜っている最中で見かけたら、一応撮っておいたりします)

その6:着色

レイヤーに透明ロックをかけ、ブラシツールで塗っていきます。

地道に1個体ずつ描いていきます。

着色は、自分で撮った写真と見比べながら、できるだけその日に見た生き物と同じになるように描きます。
そうじゃないとログじゃなくなるような気がする、という変なこだわりがあったり、なかったり…。

柄の位置とかも、極力同じにする努力。

写真がどヘタクソで、たいていちゃんと撮れていないので、あまりこだわり過ぎず、インターネットに頼りつつ、記憶に頼りつつ、という感じで着色します。

見出し部分の着色などもこの過程の最後の方でやります。

その7:仕上げ

イラストログ内のテキストの見やすさとか、全体のバランスを考えて、ちょいちょい手を加えます。

白い水玉効果は絶大。

今回は、テキストの可読性をあげるために文字縁をつけたり、生き物の名前が目に入りやすいように色を変えたり、全体が明るくなるように、背景に白い水玉を描き足したりしました。

背景に白い水玉をつけることが多いのですが、海中の空気(酸素)が日差しに反射してキラキラしているイメージだったりします。
まあ、実際は浮遊物ですけどね…。

完成!

SNSだと複数枚に分割しているので、ぜひ完全版(?)もご覧ください〜。

2019年9月・城ヶ島:スキューバダイビングログブック|ポートフォリオ|uki4837li.com

ポートフォリオサイトには、その日の天気や気温、装備なども掲載しています。
ダイバーさんは、ぜひ今後のダイビング計画にお役立てください。

プロフィール

やすなり近影

やすなりゆきよ(yukiyoYasunari)

海潜(うみもぐ)イラストレーター。

趣味のスキューバダイビング繋がりで、イラストやデザインのお仕事をいただいたりしています。

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